「浩次クンの被虐的女性体験」 Text by ATTU
Part 1

平日の昼下がり、都内のとあるマンションの一室の中の事である。部屋の様子から女
性の一人暮らし部屋と判る。当然、部屋の住人は勤めに出かけている。誰もいない部屋
・・・のはずであるが床で何かが動いている・・・?人のようだ、が少しイビツな形を
している。
 良く見ると、後ろ後手に縛られていて、その上脚もきっちり縄で縛り上げられていた。
女性ものの下着を身につけているので一瞬女性かと思われるが、痩せてはいるものの、
筋肉質の身体付きからは男だと判る。
 口には猿轡を嵌められ、更に目隠しもされている。呼吸が苦しいのだろう、時々くぐ
もった声が漏れてくる。首には首輪がはめられ、鎖の先は大理石のテーブルの脚にしっ
かりと結び付けられている。
どちらにしても、動きをとれるはずもないが。
『なんで、こんな事になっちゃったんだろう・・・』
もう何日も、毎日彼女が仕事に出掛けている間はこんな風に拘束されたまま、放置さ
れている。実際、この部屋で監禁同然の状態で暮らす(?)ようになって何日たつのか、
はっきりとした記憶が無くなっていた。2〜3週間はたったんじゃないか・・・。ほと
んど身動きもとれないため、筋肉が固まってしまい、逆に身動きをしようとすると身体
が痛むようになってきた。
 『病人がベッドで長い間過ごしていると、筋肉が落ちて歩く事すら、ままならなくな
るって聞いた事があったな・・・、このままじゃ本当に彼女に力負けするようになっ
ちゃう。そうなったら、もっと・・・』
いやな想像に、思わず身体が身震いした。何も出来ないでいると、変な想像ばかり湧い
てくる。
『・・・なんで、こんな事になっちゃったんだろう・・・』
彼は、これまでの事を知らず知らずに思い返していた。
 
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 佐藤浩次が中村由梨子と初めて逢ったのは、2年前に参加したスキーツアーだった。
2人とも、それぞれ友人同士で参加しており、彼女は取りたてて美人という事ではな
かったが、背が高いので非常に目立った。が、彼女はそれがいやだったらしく、いつも
少し猫背にしていた。
『もっと、背筋をのばせばいいのに。せっかく、スタイルもいいみたいだし。』
 浩次は気になっていたが、165cmという自分の身長から気後れして、自分から近
づくような事はしなかった。それが、たまたま、ほんの少しきつい斜面でジタバタして
いた(本当にジタバタしていたのである)由梨子を、通りかかった浩次が助けた(と、
言うほどの事はしていないが)ことがきっかけでスキーを教えるようになり、ツアーが
終わる頃にはお互いの携帯電話の番号を交換する程度になっていた。
 ただ、スキー場では気にならなかった身長の差が、街では気になるようになった。バ
レーボールをやっている由梨子の身長は175cmあり、少しでも高いヒールをはくと
彼との身長差が20cm程にもなってしまうのである。気にしないようにしていた2人
だったが、そうすればするほど逆に意識してしまうのであった。そして、あの事件が起
こったのだ・・・。
 
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 きっかけは、つまらない事だった。彼女の部屋からデートに出掛ける時、浩次がちょ
っといやそうな素振りを見せたのだ。その日、たまたま機嫌が悪かった由梨子が、それ
で怒ってしまった。これまで抑えていたものが、一気に爆発した。
 「何よ!アタシと外を歩きたくないっていうのね。背が高くったっていいって言って
くれたじゃない!俺が低いのは、気にならないかいって言ってくれたから、信じてたの
に!」これまで抑えていたものが、吹き出した。
 「ちょっ・・・ちょっと、待ってよ。誰もそんな事、言って・・・」彼の言葉は、だ
が直ぐに遮られてしまう。
 「あたしとデートしてたって、他の娘をいつも気にしてばかりいてさ!それも背が小
さい娘ばっかに!どうせ、アタシは大女よっ!」彼女は、完全にヒステリー状態となっ
ていた。
「ユリ、落ち着いてよ。とにかく話を・・・」
「うるさいわねっ!話なんか聞きたくない!あっちいってよっ!」
 とにかく、こうなると手が付けられない。ついには、ものを投げ出した。一応危ない
ものは投げずにいたが、バレーボールをやっているだけにかなり力は入っていた。そし
て、ほんの少し目を放した瞬間に運悪く大きなクマのヌイグルミが頭を直撃した!さす
がに気絶するような事はなかったが、一瞬軽くめまいを起こしたのは確かだった。この
ままでは、さすがにマズイと思った浩次は、彼女を落ち着かせるために抱きしめようと
したが、その時由梨子も彼に向かってきたため、逆に彼は由梨子に押し倒されるように
仰向けに倒れてしまった。しかも、ご丁寧にも再度床に頭をうってしまい、今度はさす
がにめまいを起こし即に起きる事ができずにいた。
 瞬間、静寂が訪れた・・・
 気が付くと、浩次は由梨子に抑えつけられた姿勢になっていた。彼は起きようとした
が、彼女は逆に力を入れて更に抑えつけるようにした。馬乗りになった由梨子に大の字
に抑えつけられた自分の体勢に、浩次は恥ずかしさに顔を赤くしてしまった。だが、ま
だ脳震盪のせいか身体に力が入らない。
「どうしたの。顔が赤いわよ。恥ずかしいんだったら、逃げればいいじゃない。」
 先ほどまでの興奮がまだ納まっていない由梨子は、まだ攻撃的な気分が残っていた。
しかも、男を力で(!)抑えつけている事にちょっとした昂揚感も感じていた。彼も何
とか逃れようともがいたが、いかんせん力が入れられない。その動きを感じた彼女は、
「あら、それだけ?そんなんじゃ逃げられないわよ。何されても、どうしようもないん
じゃない?」
 そういった彼女は、自分のせりふにドキリとした。そう、いま私は浩次に何でも出来
るんだわ・・・
『嫌がる彼を無理矢理・・・・!無理矢理って何を・・・』
 突然、動きを止めた彼女に浩次も、もがくのを止めて由梨子を見上げて、そして、背
筋を悪寒が走るのを感じた。な、なんだ・・・?彼女の中で何かが湧き上がってきてい
るのを、敏感に感じとっていたのだ。
「ねぇ、あたしの事、好き?」
「・・え、・・・」
 一瞬、躊躇した彼のほほに、いきなり彼女の平手が鳴った!そして、更に何発も強烈
な平手打ちを放った。突然の彼女の攻撃に、為すすべも無く浩次はされるがままになっ
ていた。しかも、強烈なビンタの嵐にまた、軽く脳震盪を起こしかけていた。
 平手打ちを止めた彼女は、身体の中のなんとも言えない昂揚感に頬を紅潮させながら、
無抵抗な彼を欲望に満ちた、しかし残酷な視線で見下ろしていた。精神的、そして肉体
的に完全に優位となった彼女は、初めて自分がたった立場に多少とまどいながらも楽し
んでいた。そして、もう一度尋ねた。
「あたしの事、好きよね?」
 「あ・・・え・・・」頭がぼんやりして、うまく答えられない彼に彼女はまた、先ほ
どより更に強烈な平手打ちを見舞った。思わず彼は手で顔面をかばいながら、這いずっ
て逃げようとした。
「や、止めて・・・」
 逃げようとする彼を捕まえようとした彼女の手が、彼の着ていたシャツを引き掴んだ!
振りほどいて尚も逃げようとする彼のシャツを、由梨子は力づくで抑えようとする。シャ
ツのボタンが引き千切れて飛んだ!肩が露になり、思わず素肌を隠すような仕種に、由
梨子は思わず「何よ、女の子みたいに・・・」と、呟きながら何故か舌なめずりをして
いた。部屋の片隅に追い詰められた浩次は、そんな由梨子を絶望的な眼差しでみつめて
いた。そんな彼を見て、彼女は薄く微笑んだ・・・。
 「な、なんでこんな事するんだ」そう、問い掛けた浩次に彼女はこたえる、「あなた
を私のものにしたいから・・・」
 言いながら、由梨子は浩次ににじり寄り、近くにおちていたスカーフに気付くとそれ
を手にして、彼に再度襲いかかった!逃げ場も無く満足に動く事もできない彼は、ロク
に抵抗する事もできないまま、馬乗りになられスカーフで後ろ手に縛り上げられてしまっ
た。そして、足を蹴り上げて暴れる彼の足を捕まえるとそのまま足を脇にしっかりと抑
えこんだまま、立ち上がった。抵抗できない彼が不安そうに見上げるのを見て薄笑いを
浮かべ、いきなり強烈な電気按摩を彼の股間に見舞った。
いきなりの刺激に、彼は思わずのけぞった。激痛が彼の脳天を直撃する。
「ぎゃっ・・・・あ・・・・うっ・・・・・・」
言葉も口に出来ず、まして悲鳴など上げる事など・・・・・。
 「痛い?」楽しそうに彼女は言った。本当に彼女は、この状況を心から楽しんでいた。
そう、初めておもちゃを与えられた子供のように。一方の浩次は、最悪の状況にいた。
何がなんだか、判らないうちに、彼女の為すがままにされていた。抵抗する余裕もない
まま。『そういえば、レイプって良く
知ってる人から受ける事が多いって聞いたな・・・勿論、女の人がだけど・・・』電気
按摩の激痛から開放された一瞬、安堵のため息をつきながら、ふと思った。そして、そ
の意味に気付いてぎょっとなった。まさか、だけど、この状況は・・・。
が、彼女は彼にそんな余裕を与えないように次の攻撃を仕掛けてきた。足首をすばやく、
椅子にかかっていたパンティストッキングで縛り、靴下を脱がしてしまう。そして、大
きな裁断バサミを持ち出して来た。もはや、這って逃げる事しか出来ない彼は、そのハ
サミを絶望的な気分で見つめていた。
 そんな彼の反応を楽しみながら、彼女はまず彼のズボンから切り裂きだした。もがこ
うとする彼に、
「動くと怪我するわよ。」と冷たく言いながらも、作業は続けていく彼女・・・。鼻歌
交じりで、い
かにも楽しそうだ。
 あっという間に、彼のズボンは切り裂かれてぼろぼろにされてしまった。その切れ端
を振ってみせて、「まぁ大変、こんなになっちゃった。」にっこり微笑む彼女は、確か
にこれまでに見せた事の無いような表情をしていた。何があったにせよ、もうこれまで
の彼女とは変わってしまった事は疑いようのない事実だった。
 「さて」こう彼女は言ってから、彼をじっと見つめた。浩次には、それが身体の中か
ら溢れ出てくる何かを、ぐっと抑えているように見えた。そして、次にくるものは・・
・。彼は、一瞬本能的に逃げようとした、数センチ動いただけに終わったが。とにかく、
身構えようとした、その瞬間、彼女が彼に襲いかかった!ボタンがはじけ飛んでいたシャ
ツを力一杯引っ張って、脱がそうとする。結局、引き千切るようにしてぼろぼろになっ
たシャツを投げ捨てた彼女は、もうパンツしか身につけていない浩次を改めて見下ろし
た。自分でも、どうしてこんな事をしているのか判らなかった。ただ、もう
後戻りは出来ない事だけは判っていた。自分で自分が、抑えられなくなっていたのだ。
 自分の思ってもいなかった欲望に、心持ちの不安をかんじつつも、彼を責め立てる事
を止める事はできなかった。もっといじめたい、もっと苦しんでいるところをみたい。
あぁ、どうしても止められないわ・・・。これがわたしの彼に対する愛情・・・。
 ほんの一瞬のためらいの後、彼女の手は彼のトランクスに伸びた。もはや、何の抵抗
も出来ない彼の小さな身じろぎにも容赦無く、パンチを振るった。無抵抗な人間に対する
暴力の甘美な味を、もう忘れる事が出来なくなっていた。彼の男にしては白い肌が、み
るみる内に真っ赤に染まる。紫色の痣もいくつかついていた。
 「や、止めて・・・」彼の弱々しい言葉に、一瞬我に帰った由梨子は、それでも側に
あったハサミで彼のトランクスを切り裂いてしまった。「お願いだから、ひどい事・・
・しないで・・・」そう女の子のように哀願するしかない彼に、由梨子は答えず、今や
一糸纏わぬ姿となった彼を力づくで押し倒し、無抵抗でいるしかない彼のペニスを軽く
愛撫して勃起したのを確認すると、「嫌なら、大きくならなきゃいいのに。結局、あな
ただってすけべなんじゃない。だいたい、縛られたりぶたれたり、散々辱められてるの
に、こんなになるなんて変態じゃないの?こんな変態は、お仕置きよ。」そういうと、
いきなりペニスに爪を思い切りたてた。思わず、上がる悲鳴・・・が、ろくに声を上る
前に由梨子は、お尻で彼の口を塞いでしまった!どうしようもない痛みに身悶えながら、
だが次第に今度は呼吸の苦しさにうめき声を上げるようになっていた。
 一度は、痛みに小さくなっていた彼のペニスも彼女の再度の愛撫に、あられもなく大
きくなってしまっていた。これまでにない経験にすっかり興奮している彼女は、もう十
分に濡れていた。ついに心を決めた由梨子は、すでにびしょびしょになったパンティを
脱ぎすてると、着ていたサーモンピンクのワンピースを脱ごうともせず、そのまま彼の
上に思い切り覆い被さっていった。彼女のアソコが獰猛に彼のペニスを咥え込む。そし
て、大きく腰をグラインドさせ、爪を彼の乳首に突き立てて、或いは首筋に歯を立てて
彼を容赦なく責め立てた。為すがままの彼は、経験豊かな男性に翻弄されている初体験
の女性のように、あられもなく声を上げさせられ、頭の中は真っ白になり、ただ、その
大きなれに身を委ねるしかなかった。そして、その時を迎えた・・・。
 
************************
 その日、浩次は由梨子に心行くまでレイプされた。最後まで縛られたまま、何の抵抗
もできないままであった。由梨子は自分も何度も果てながらも、浩次を蹂躪しつくした
のである。
 嵐のような蹂躪の後、由梨子はすっかり満足したように彼を縛ったまま、眠ってしま
った。縛られた彼を、背中から抱きかかえるようにして、笑みを浮かべて・・・。身体
中に爪を立てられ、噛み後を残された彼は、身体中のそんな傷の痛み、それに縛られた
ままの腕や脚の痛み、そして何よりレイプされた心の痛みに堪えられず、身体はくたび
れ果てているはずなのに眠る事ができずにいた。
 まだ、行為そのものから時間が経っていない事から、ショックから立ち直る事もでき
ていなかった。
 肩から胸に廻された彼女の腕、ぴったりと縛り付けられた両足にからむようにされて
いる彼女の脚、背中には彼女の胸の膨らみも感じられた。『ほんとなら、嬉しいシチュ
エーションなんだろうな。』
 ぼんやりとした頭の片隅でそんな事を考えていた。
 『でも、何故こんなに哀しいんだろう。胸の中が張り裂けそうだ。まるで、モノみた
いに扱われたから・・・?そうだな、これじゃダッチワイフじゃなくてダッチハズバン
ドだ・・・。なんて馬鹿な事かんがえてんだろ・・・。ほんと、バカみたいだ・・・。』
 気がつくと、彼は涙を流していた。『泣いてる・・・・・やっぱり哀しいんだ・・・
・・。』そう思った途端に、涙がどっと溢れてきて、止められなくなった。耳元では、
彼女が安らかな寝息をたてていた・・・。
<Part2へ続く>

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GIRL BEATS BOY
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